メイカーフェア東京 2022
久々に見るビッグサイト。
前回来たときは8月でしたが、それより1ヶ月遅くの開催なので朝晩はマシになったとはいえ、やっぱり暑かった・・
そして、メイカーフェア自体も2019年と比べて、コロナ禍のためか会場の規模は半分くらいに縮小されている感じですね。
ただ、会場の熱気というか人の多さは以前と変わらずで、人気のブースではなかなか話が聞けませんでした。
というわけで、以下会場で見かけた展示を写真とコメントをつらつらと書いていきたいと思います。
予告状作成マシン。
昔、テレビなどで新聞の文字をくりぬいて脅迫状を送りつけるみたいなシーンがよくありましたが、あれを自動で作ってしまおうというおバカ系(褒め言葉)マシン。
新聞から目的の文字を切り出して、ポストカードに貼り付けてくれます。
平面ディスプレイを上下に素早く動かせば3D表示ができるという展示。
秒間7回くらい上下しているそうで、実物は写真で見るより立体的に見えました。
NANDだけで作ったという16ビットCPU。
汎用ロジックだけで作るのも大変なのに、さらにNAND縛りというのがすごい。
こちらは機械式リレーでできたCPU。
カチャカチャという音が心地よいです。
鉄道模型を電子制御するという展示。
なんだけど、Altair8800の互換機にどうしても目がいかないという罠(笑)
プレステ2をそのまま搭載したテーブル筐体型ゲーム機。
質感とか随所にこだわりがあって、すごくよくできてます。
シャア専用キーボード。
キートップの縁が色あせているのは、わざとそういう加工をして使い古した感を出してるそうです。
今年は自作キーボードの展示が少なめだった気がします。
鉄道の行き先表示器の模型(?)
こういうの作ってみたくなりますよね。
自作ニキシー管。
思ったより大きかったけど、うちにあるロシア製ニキシー管より遙かに綺麗。
ニキシー管を自作するというのがすごい。
北海道のインターステラテクノロジーズの展示。
ロケット打ち上げ時につかった制御盤?
すごく人気で残念ながら話は聞けませんでした。
自作チップマウンタ。
A4くらいのサイズですが、ちっちゃな部品を基板上に正確に載せていくとこをは見ていて飽きないです。
絵がブロックとチェーンで囲まれる事で守られるという、手前の本をあわせて一体となるアート。
ブラックだなぁ(笑)
NHKの魔改造の夜に出ていた、幅跳び掃除機マシーンなども展示されていました。
えんぴつ曲げマシーン。
えんぴつの根元を持って揺らすと、曲がって見えるというのアレを再現します。
こちらは動画でも。
(実際はもっと曲がって見えるんですが)
他、もっといろいろと展示は見てましたが、今回はこのへんで。
しかし、朝から終了まで1日かけてじっくり見て回ったつもりでしたが、ツイッターとかでメイカーフェアを検索してみると、まだまだ見ていない展示が結構あるなぁ。
Maker Faire Tokyo 2018
8月始めに東京ビッグサイトで開催されたメイカーフェア東京に行ってきました。
以前より会場は広くなった気がするけど、人も増えてましたね。
というわけで、見てきた展示のいくつかを紹介します。
なお、説明は私が話を聞いて理解したつもりの内容なので、間違ってるかもしれません。
また、分かる限り出展者様情報も載せましたが、分からないところもあります。
その点ご了承下さいませ。
機械式時計の精度アップ
機械式の振り子時計の精度を上げる装置。
下部に設置した電磁石で振り子の周期をコントロールして時刻を調整してます。
時計自体には手を入れてないらしくて、動力はゼンマイのまま。
なので、家に振り子時計があるなら、下に置くだけで使える・・・のかな?
木楽らぼ様
(http://kirakulabo.blogspot.com/)
タヌキが化けるお社
頭に紙を切り抜いて作った葉っぱを貼り付けてお賽銭を入れると、ピョンと跳ね上がってたぬきが化けます。
文章だとよく分からないと思いますが(動画を撮っておけば良かった)
貼り付けた葉っぱを画像認識して何に化けるかを判断していて、その形も機械学習していくので、ある程度適当に切り抜いてたものでも大丈夫なんだそうな。
お社の造形の完成度が高いのもポイント。
ワントゥーテンドライブ様
(http://www.1-10.com/drive/)
原寸大IV号戦車
大迫力のIV号戦車。
軽自動車のエンジンで実際に走る事ができるみたいですが、さすがに会場では動いてない。
IV号戦車と言えば例のアニメが思い浮かびますけど、そのネタもやっぱりありました。
わくわくメイカー様
(https://twitter.com/wkwk_maker)
4bit CPU TD4
今年も「CPUの創りかた」の4ビットCPUを作成されている方が。
赤い基板と、ROM(と言ってもディップスイッチですが)部分がカートリッジ式になっていて取りかえ可能なのがいいですね。
配線の多さで実作は諦めたモノとしては、この基板は欲しいなぁ。
TOMOMI RESEARCH様
(http://www.tomomi-research.com/)
サバゲでドミネーション
コンピュータゲームのFPSでよくあるドミネーションをサバイバルゲームで行うためのデバイス。
(ドミネーション=要するに陣取りゲーム)
プレイヤーは電子タグを持って陣地を占領しに行って、写真にある子機が無線で電子タグを検出して、どのチームが陣地を制圧してるかを判定する。
で、そのデータを親機に送ることで全体状況をリアルタイムに可視化できるようにしてるんだそうな。
子機には制圧メーター(?)がついていて、FPSと同じようにグラフが変わっていくので緊張感ありそうですね。
tande lab.様
(http://tande.jp/lab/)
ビール適温化装置
ビールをヒートシンクなどで冷えやすくして、更に適温になったらスマホに通知してくれる装置。
冷やす機能は無いので、冷やす時は装置ごと冷蔵庫に入れるんだそうな。
(逆に冷えすぎから適温にすることもできる)
ビールが冷えてなくて冷凍庫に放りこんだはいいけど、そのまま凍ってしまう悲劇を防げる素晴らしい装置ですねえ。
STEA project様
(https://twitter.com/baikeido)
畳ギター
畳で表装されたギター他の楽器たち。
ギターの表装を畳にするメリットはあるのか聞いてみたら、特に無いというか逆に音がこもるデメリットがあるそうな(笑)
あくまで畳をピーアールすることが目的なので、その辺はあまり問題にしないという割りきりの良さ。
確かにインパクトはでかい。
これらの楽器を使ったコンサートなども行ってるそうです。
どうでもいいですけど、出展者名はYAMAHAの元の名前のもじり?
日本畳楽器製造様
(http://www11.plala.or.jp/nishiwakitatami/nihontatamigakkiseizou.html)
卓上アーケード風ゲーム機
NEOGEO mini のような小型の卓上アーケード筐体。
ドリームキャスト対応ということで、背中にドリキャスがそのまま収納されております。
そして、なぜかスティックなのにセガラリー。
ちなみにセガの人も見に来てくれたそうで、半公認?(笑)
mono2qryの部屋様
(https://ameblo.jp/mono2qry)
PC-8001 Bluttooth キーボード
PC-8001の実機を使ったBluetoothの無線キーボード。
マザーが死んでたPC-8001のキーボード部分だけ利用して作成したそうです。
PC-8001でiPadを操作しているような錯覚が味わえます。
そして、意外と打ちやすい。
ニキシー管風時計
アクリル板で作ったニキシー管風の時計。
0~9までの数字を彫ったアクリル板を重ねて、表示する部分にだけ上下からLEDを当てて数字を表すという仕掛け。
輝度が足りないという事でしたが、暗いところで見るとなかなか綺麗でかっこいい。
自作キーボード
今回のメイカーフェアでは自作キーボードがたくさんありました。
左右分離式やらカラフルなものとか。
キースイッチもいろいろあるようで、本当に種類が多い。
マス目上にキーが並んだものが多いのが気になりましたが、馴れるものなんでしょうかね?
他もいろいろ見て回りましたが、とても全部は紹介しきれないのでこの辺で。
しかし、一通りの展示は見たつもりでいたんですが、後からSNSとか読んでると見覚えのないものがちらほら。
そんなのどこにあったんだ・・・。
来年はもっとじっくり見て回ろうと思った次第です。
ベーマガイベント その2
先日行ってきたベーマガイベント、トークショー以外にも物販コーナーやちょっとした展示もあったので、そちらもちょっと紹介します。
入口すぐのところに置いてあった懐かしのマイコンたち。
当時のゲームが動いてるんですが、PC-9801版ギャプラスを縦画面で動かしていたりして凝ってます。
伝説のタイニーゼビウス(のmk2?)
これのmk2でない方は元々中学生が作成したんですよね。
いやぁ、本当に凄いことだ。
入口奧には表紙がずらっと並べてありました。
私がよく読んでいたのは、このあたりの表紙の時ですね。
ベーマガのバックナンバー(古本)も売っていたんですが、お値段なんと4000円(年代によって変わる)。
捨ててしまったのがいろいろな意味で惜しい。
手元に残っているベーマガはこの2冊のみ。
左は最終号で、右は捨てられずに残っていた1988年9月号。
アーケードゲーム基板を動かそうという特集がマニアック。
中身はこんな感じでプログラムリストが掲載されていました。
ゲームで遊ぶために自分でせっせと入力したもんです。
ベーマガイベント「ALL ABOUT マイコンBASICマガジン II」
ベーマガこと「マイコンBASICマガジン」は私が中学生くらいの頃によく読んでいたコンピュータ雑誌。
名前の通りBASICを主体としたプログラムの投稿や解説が連載されていて、私のプログラム歴の原点ともいえます。
その誌面で活躍していた編集者さんや執筆者さんが、休刊から15年を経てトークイベントをやるというのだから、見に行かずにはいられません。
(と言いつつ今回で2回目のイベント。前回の開催を知った時には、既にチケットは売り切れでした)
イベント本編
イベントは4部に分かれていて、13時から19時まで実に6時間に及ぶもの。
これはさすがに長くてしんどいのではないかと思ってたんだけど、実際は面白すぎてあっという間でした。
第1部 ベーマガ編集部 再集結!
第1部での登壇者。
もう散々言われてることですが・・・つぐ美さんは実在した!
つぐ美さんはマイナー機種の担当で長いこと「ぴゅう太」を担当していたからか、しまいにはつぐ美さんの事が「ぴゅう太」みたいになっていたとか。
辞められるときは「ぴゅう太」を貰ったそうです。
ちなみに、登壇者紹介時以外は写真撮影禁止だったのと、スマホではうまく撮れなかったので他に写真はありません。
気になるつぐ美さんのお写真は、ネットで探せばあるかも!?
第2部 スタープログラマー VS ○○プログラマー
第2部ではベーマガ誌上で有名なスタープログラマーが当時の投稿作品をわざわざ実機を使って紹介するというもの。
ですが、これがやはりというか、なかなか上手くいかない。
Bug太郎さんが壇上の88をフロッピーで起動しようとしてもうまくいかず、その後予備のディスクで起動するも、今度は非情なBEEP音とともに「DISK I/O ERROR」が発生。
相次ぐトラブルで場がしらけるかと思いきや、「予備ディスクで起動して元のディスクでLoadしてみたら?」とか「2ドライブ側で読み込んでみたら?」とか「V2モードがどうのこうの(詳細忘れた)」とか試行錯誤があり、そんなトラブル対応を見ているのもまた面白い。
「2HDドライブで書いたから2Dドライブで読めないのでは?」とか言ってる人もいて、「そういえばそんなのがあったなぁ~」と懐かしんでたんですが、こんなネタが分かる人がどれだけいるのやら。
(結局動きませんでしたが、この後最新作「N-TYPE2」で挽回)
ファミベのよっしんさんはデータレコーダでテープをLoadするという、さらにハラハラする状況でしたが、こちらは無事に読み込めました。
よっしんさんの作品はファミリーベーシックでグラディウスのようなレーザー攻撃を再現するシューティングゲームなんですが、これが本当にファミリーベーシックなのかと思う凄い完成度。
どこで見つけたのかよっしんさんのWebサイトは昔から知っていて、グラディウス風レーザーも見たことあったんですが、やはり実機で動いてるのは感動ですね。
ちなみに、そのWebサイトにはファミリーベーシックのマニアックな情報も載っていて読み応えがあります。
メモリ節約のためにはDr.Dに叱られるのを躊躇してはいけません。
第3部 DEMPAサウンドチーム クロストーク
古代祐三さんをはじめとする、ゲームミュージック関連記事執筆者のクロストーク。
またしてトラブル発生もブラインドタッチ(本当に画面が表示されない)で乗り切る古代さんもすごかったですが、「はちみつ川野」改め「とちもち川野」こと川野俊充さんや粟田英樹さんなどが当時中学生だったというのが驚きでした。
だって、当時は自分も中学生でしたからね。
第4部 スーパーソフトコーナー プレイバック
ベーマガはプログラムだけでなく、ゲームも扱ってました。
それもパソコンとアーケードのみを対象としてコンシューマは扱わず、内容も結構「濃い」もの。
そのライター陣のトークが第4部。
ここでもいろいろ面白い話がありましたが、一番印象に残ったのはベーマガにあまり関係ないけど、MMR(コンピュータ用語とかでなくて、マガジンミステリー調査班)のイケダ隊員がベーマガライターだったという事だったりして。
まとめ
機器トラブル続出だったイベントですが、そんな中でも慌てることもなくスムーズに司会進行する山下章さんが凄かった。
えーと、山下さんの本職はなんでしたっけ?
最後にサプライズでベーマガ休刊で未完となっていた「バトル・オブ・スト2」を完成させた単行本が会場で販売されたんですが、残念ながら時間がなくて買えず。
イベントは今思い出しても楽しく大満足でしたが、これだけ後悔してます。
3回目もやって欲しいですが、ベーマガ読者は東京だけじゃなく日本中にいたわけですので、次はそこら辺も何とかしてもらえると嬉しいですね。
伊吹山の夕焼け
先日、日本百名山の一つである滋賀県の伊吹山へ登ってきました。
しかし、天気はあまり良くなく、雨は降ってないけど霧が濃い。
道の先もあまり見えず、眺望もぜんぜんありません。
霧で遠くは見えませんが、近くにある花は逆に瑞々しくてきれい。
これはイブキトリカブト?
伊吹山は花が多いのでも有名です。
3時間くらいかかって、頂上到着。
伊吹山は百名山の中でも標高は低めの1,377メートルですが、それでも気温は20度ちょっとなので涼しいです。
頂上も相変わらずの霧。
これはこれで風情があるといえばありますけどね。
ちなみに、伊吹山山頂には山小屋が5件くらいあります。
最近、山頂にいついたというキツネのコンちゃんに遭遇できました。
ソーセージをくわえてます。
山小屋で休憩してると、なにやら外が明るくなってきた。
外に出てみると、見事に霧が晴れている!
霧が晴れたおかげで、見事な夕焼け。
実際は写真よりずっと綺麗なんですが、写真で伝えるのも難しいですね。
だれだか知らない人のシルエットがいい感じ。
見渡す限りの雲海。
ほぼ360度がこの景色。
霧の中登ってきた甲斐がありました。
日が暮れてくると眼下の雲が無くなり、今度は街の明かりがくっきり。
右側が長浜あたりで、左が米原や彦根方面?
真ん中にある黒い部分は琵琶湖です。
この後、星空も見れると最高だったんですが、また曇ってきたためにそれは叶わず。
星空に期待して山小屋泊にしただけに残念。
次の日は5時に起床するも、またも前日のような霧でご来光は拝めず。
おまけに雨が降ったのか地面がぬかるんでいて、滑る滑る。
伊吹山は大人気で登山道は富士山のような大渋滞。
・・・というのはウソでして、この日は「かっとび伊吹」というトレイルランのイベントが行われていたのでした。
ちなみにこの人たちの中で速い人は、私が3合目から麓までおりて、近くの温泉で20分くらいゆっくりしてる間に、頂上まで走って下山してきたらしい。
(下山は車なのかもしれないけど)
というわけで、伊吹山でした。
Maker Faire Tokyo 2016
またまた久々のブログになってしまいましたが、日曜日に東京ビッグサイトで開催された「メイカーフェア東京」へと行ってきました。
メイカーフェアというのは、個人や団体等のメイカーが集まって作品を展示・発表するという、あのオライリーが主催するモノ作りのイベントです。
会場はこんな感じ。
この写真を撮ったのは開場してすぐなので人が少ないですけど、お昼くらいからはどっと人が増えて結構な混み具合。
こういうイベントでは、メイカーさんに作品についてイロイロ話を聞くのが面白いのですけど、混んでくるとなかなかそれが出来なくなるのが残念。
というわけで、見て回った作品をちょっとだけ紹介します。
かの名著「CPUの創りかた」に登場するCPU「TD4」を実際に作って展示されてる方がいました。
汎用ロジックICで出来た4ビットCPUです。
下の方にある16個のDIPスイッチがROM(16バイト)なんですよね。
電飾が施されたヨーヨー。
残像を利用して綺麗に模様が浮かび上がります。
左側はアニメーションでミクさんが動くという、さらなるすぐれもの。
アナログメーターで出来た時計。
レトロな雰囲気が良いのもありますが、大きなメーターのおかげで見やすいという実用性もありますね。
鉄球が転がって行くのを眺める10センチ四方くらいの装置。
(ピタゴラ装置・・とはちょっと違う。こういうのは何と呼べばいいんでしょうね?)
しかし、この手の物は見ていて本当に飽きない。
動画でないと魅力がイマイチ伝わらないかもですけど。
電子箱庭「のらぴか」
小さな箱にスイッチやらセンサーがついていて、押すとLEDが点いたり音が出たりします。
それだけと言えばそれだけなんですけど、これがカチカチいじってるだけで楽しい。
8インチのフロッピーディスクドライブで音楽を奏でるという作品。
上部にはハードディスクもついていて、両方で演奏してました。
他にもLEDで光るアクセサリーが売っていたり、VRでドローンの操縦が疑似体験できたり、実用的なものからジョークガジェットまで、本当にたくさんの出展がありました。
いやぁ、面白かった。
しかし、こういうのを見ていると、自分でも何か作りたくなってきますねぇ。
いろいろ破壊しまくるゲーム「JUST CAUSE 3」が面白い
最近微妙に忙しく、なんだか久々のブログになってしまいましたが、今回はPCゲームを紹介したいと思います。
そのゲームは、スクウェア・エニックスの「JUST CAUSE 3」PC版。
「3」なのでシリーズ物ですが、前作を知らなくても大丈夫。
かくいう私も、この「3」が初プレイです。
この綺麗なお花畑の中にいるオッサンが主人公です。
ゲーム自体はオープンワールドのFPSで、架空の独裁国家で革命を起こすべく戦うというもの。
散発的に戦闘は起こるけど、主人公が積極的に戦闘を起こさなければ町はわりと平和だったりする。
なので、オープンワールドのゲームらしく、戦わずに車に乗って延々ドライブするだけでも結構楽しい。
[注意:音が出ます]
しかし、やはりメインは戦闘なので、バンバン戦います。
戦闘では色々な物を破壊できるようになっていて、政府側施設を全部破壊すれば町なり軍事基地を奪還できるというルールになってます。
このゲームならではの物を壊す楽しさがシステムに組み込まれてるのが、なかなか巧いですよね、
誘爆でどんどん連鎖して壊れていった時とか、実に気持ちいい。
動画ではガスタンクみたいなのがあり得ない壊れ方をしてますが、気にしてはいけない。
[注意:音が出ます]
ヘリに乗って攻撃したりも可能。
敵の応援ヘリとかが来るまでは無双状態に近く、これまた爽快。
[注意:音が出ます]
あと、パラシュートとフライングスーツ、そしてスパイダーマンのようにワイヤーを射出するガジェットを使って空を滑空したりもできます。
これも気持ちがいい。
夕日を見ながらたたずむ主人公。
このゲームはグラフィックも綺麗です。
というわけで、いろいろと気分爽快なゲーム「JUST CAUSE 3」の紹介でした。
・・・しかし、最近遊ぶ時間がなくて、途中で中断したまま。
いつになったらクリアできることやら。
IchigoJamで遊ぶ・その6 「7セグで3桁表示する」
ひさびさのIchigoJamネタです。
前回に引き続き7セグLEDを使うんですが、今回を桁を増やして3桁にチャレンジします。
3桁7セグLED
今回使うのは、こういう3桁表示の7セグLED。
何故3桁という中途半端な桁になったのかというと、ちょうどこの部品が手許にあったから。
裏はこんな感じで、ピンが12本あります。
7セグが3つのわりにピン数が少ない気がしますが、実はこれはダイナミック点灯用だから。
ダイナミック点灯とは
ダイナミック点灯というのは、LEDなどを高速に点滅させて使う方法のこと。
点滅スピードが速いと人間の目には普通に光ってるようにしか見えないため、点けっぱなしにするより消費電力を抑えたりできます。
(多少はチラチラしますが)
今回の場合のダイナミック点灯は、1桁目から3桁目に順番に高速に点灯させることによって、瞬間的には1桁しか点灯してないけど、あたかも3桁同時に光っているように見せるというもの。
こうすることで使用するピンを減らせて、マイコン等につなぐ際にポートの節約が出来るというワケです。
なぜピンが減らせるのかというと、内部の配線がこういう風に各桁で共通となっているため。
(図ではaの配線のみで他は省略してます)
信号の出口(図の上側)は別々になっているので、ここを制御することで点灯する桁を選べる仕組みです。
上側を3つとも接続すると同時に点灯できますが、表示内容が全部同じになってしまうのであまり意味が無いです。
ちなみに前回のように点滅させずに点灯させたままなのは「スタティック点灯」と言います。
目の錯覚を利用するなんて邪道、スタティック点灯こそ正義・・・とかいうのであれば、前回使った1桁のモノを3つ使えばできますが、配線も大変そうだし、ポートが足りなくなるのも何とかしないといけません。
なので、今回はダイナミックに点灯させます。
ダイナミック点灯でもポートが足りない?
前回、7セグを利用する時のポートを4つに節約できましたが、それでも残りは2ポート。
それでどうやって3桁を制御するのか?
まぁ、そこは例によって便利な汎用ロジックICがあるのです。
今回使うのは74HC138、「3to8 ラインデコーダ」というもの。
(ピンセットでつまんでいるのは特に意味はない)
これは3ビットの入力信号から、8ビットのうち1つを選択した出力が得られるというもの。
真理値表はこんな感じ。
(フェアチャイルドのデータシートより引用)
左側のG1、G2というのはとりあえず無視して、A・B・Cが「X」でない3行目以降に注目。
このA・B・Cが入力する3ビットの信号で、この値によってOutputsのY0からY7のどれかが「L」になってます。
「L」とはLowのことで、電圧が低いことを表します。
今回は電流の出口側で桁を制御したいので、選択したビットの電圧が「L」になると電流が流れて好都合です。
(電流は電圧の高い方から低い方へ流れるため・・・と、理解してますが、厳密には違うかも)
しかし、入力に3ビット必要なら、やっぱりポートが足りない?
かと言うとそういうことは無く、今回使いたいのは3桁だけなので、真理値表でいうところのY0~Y2を制御できれば十分。
なので2ビットだけを使って、残り1ビットは「L」に固定してしまえば問題なしです。
実際に接続する
説明はこれくらいにして、実際にIchigoJamにつないでみましょう。
回路図?はこんな感じで、だんだんややこしくなってきました。
パズルめいてきたブレッドボード上の実装。
いかにヒモ状のジャンパーワイヤーを使わずに作れるかを考えるとちょっと楽しい。
(全然減らせてないですが)
それはさておき、この接続では出力する6ビットのうち、上位2ビット(ポート5と6)で桁の選択、下位4ビットが表示する値になります。
「5」は2進数で「000101」なので、「out 5」とすると1桁目が「5」になります。
2桁目を点灯させようとおもえば、表示させる値に2進数の「010000」、すなわち16を足せばOK。
「OUT 19」だと、2桁目が3になります。
同様に3桁目の場合は32をプラス。
「9」を3桁目に表示したいなら、「OUT 41」。
なので、以下のようなプログラムを実行すると。
10 OUT 5 20 OUT 19 30 OUT 41 40 GOTO 10
3桁表示できました。
といっても、固定値を表示しただけなので、次はもうちょっとまともな表示を行ってみたいと思いますが。
ところで、このプログラムを実行すると、3桁目の「9」が若干明るく見えます。
これは、3桁目の表示後にGOTO文を処理するため、その分他の桁より長く光ってるからでしょう。
明るさを均等にするには、以下のようにGOTO文の前に全桁を消灯すると良いかと(40行目)。
10 OUT 5 20 OUT 19 30 OUT 41 40 OUT 10 50 GOTO 10
「OUT 0」では、1桁目に0が表示されてしまうので、何も表示されない値である「10」を1桁目に出力してます。
ちなみに、40行目を「OUT 0」にすると、「839」と表示されてるように見えます。
(そして8だけ微妙に明るさが違う)
というわけで、たぶん続きます。
しまなみ海道・とびしま海道の旅
ゴールデンウィーク前半、しまなみ海道・とびしま海道を自転車で旅行して来ました。
今年に入ってから計画し、宿の予約とかをしながらも天気だけが気がかりでしたが、旅行中は毎日気持ちのいい晴天。
そういえば、しまなみは5回くらい行ってますけど、天気が悪かった事が無いという幸運に恵まれてるなぁ。
(自転車旅行では天気が問題なんですよ)
というわけで、以下写真の紹介です。
とびしま海道
とびしま海道は今回初めて行きましたが、しまなみ海道ほど人も多くなく、のどかな感じです。
逆に言うと途中にお店などもあまりなく、昼食になかなかありつけずにお腹空かしながら走ってましたけど。
とびしま海道で休憩中。
向こうに小さく見えるのは豊島大橋。
車もほとんど通らないところで、本当にのんびり。
尾道
尾道は好きなもので、もう8回くらい来たことがあります。
うち3回は青春18切符を使って行ったので、着いた時点で疲れ果ててましたけど。
千光寺公園から眺める尾道水道。
この景色は本当に何度見ても飽きないですなぁ。
尾道と言えば猫。
千光寺公園周辺にいる猫は人に馴れていて結構触らせてくれるんですけど、触り方が気に障ったのか、この後この猫に襲われました(笑)
大久野島(ウサギ島)
尾道の観光後は、自転車でしまなみ海道を半分走り、大三島から大久野島へ。
大久野島はウサギ島として有名で、島にはウサギがワラワラいます。
ここのウサギも人に馴れていて、エサをあげると食べてくれるので癒やされます。
ただ、島へ渡るフェリーはウサギ好きな人で満員なのか、1時間くらい遅れてて待たされましたけども。
大久野島は戦時中に毒ガス工場があった事でも有名で、島のあちこちに工場の廃墟が残ってたりするんですが、今回は見る暇がなかった。
残念。
しまなみ海道
大久野島からフェリーで大三島に戻り、しまなみ海道へ復帰。
と言っても、もう残りは半分ですけどね。
多々羅大橋の近くの「道の駅」ならぬ「海の駅」で海を見ながら休憩。
海が透き通っていて、えらく綺麗でした。
いつもこんなに綺麗だったっけかな。
その後、「伯方の塩(はっ・かっ・たっのしお)」で有名な伯方島に渡って、これまた有名なラーメン屋さん「さんわ」にて食事。
ちょうど昼食時だったのでかなり混んでましたが、ここのラーメンは本当おいしいので待つ価値はあります。
しまなみ海道には他にも、はっさく大福やドルチェのジェラート、瀬戸田のコロッケなど、いろいろとおいしいものがあって、全部食べたんですけど、写真は撮ってませんでした。
帰路
フェリーは自転車が持ち込め、移動と宿泊が同時に出来てリーズナブル、と自転車乗りには嬉しい乗り物なんですけど、最近はどんどん航路が少なくなっているのが悲しい。
今回も東予発南港行きという、今治からはちょっと離れた東予港からの出港便。
昔は南港発大分行きの今治寄港便という、しまなみ海道へ行くには最適な航路があったのになぁ。
というわけで、だいぶ駆け足でしたが、しまなみ海道・とびしま海道の旅でした。
しまなみ海道
広島の尾道から愛媛の今治へ、瀬戸内の島々に架けられた橋でつながっている全長約70キロの道路。
途中の橋も含めて自転車でも走る事ができるので、サイクリストに絶大な人気のあるコースです。
とびしま海道
しまなみ海道途中の大三島の西にある岡村島から呉方面へ、しまなみと同じように橋でつながっている全長約30キロくらいの道路。
こちらも自転車通行可能なのでじわじわ人気が出ていますが、岡村島から東にはまだ橋が無く、しまなみ海道側とのアクセスにはフェリーを使うしかないのが若干不便なところ。
ここに橋が架かれば、もっと人気が出るでしょうね~。
最近のHDDはネジ穴の位置がちがう?
先日、新しいハードディスクを購入しました。
で、早速取り付けようとしたんですけど、うまく取り付けられない。
おかしいなと思って、よく見てみると・・・
底のネジ穴の位置が違う!?
ネジ穴の位置なんて規格化されていて、そうそう変わらないものと思ってましたけど、こういうパターンもあるんですね(新しい規格?)。
取り付けようとしていた筐体も同じ考えの元に設計されていたのか、古いHDDに対応したネジ穴しか使えず、新しい方のHDDでは2カ所しかネジ止めできません。
これがSSDなら2カ所だけで取り付けても良いかもしれませんけど、凄いスピードで回る円盤が中に入ってるHDDを2カ所だけで固定するというのは不安が残ります。
それならばと、こういう昔よく使ったマウンタで5インチベイに取り付けようかとも考えたんですが、これも筐体側のレバーで簡単に取り付けできる便利な仕組みが仇となり断念 (5インチベイにネジ穴すら無い・・・)。
最終的にこういう5インチベイ2段に3.5インチHDDが3台取り付けられるマウンタを買って取り付けました。
予想外の出費でしたけど、ファンが付いていて精神衛生上ちょこっと安心なので、まあ良しとしましょう。
ちなみに、ちょっと調べてみたところでは大容量HDDの一部でネジ穴の位置が変わってるみたいですね。
側面のネジ穴がひとつ少ないものもあるようです。