Maker Faire Tokyo 2018

(投稿日:2018-08-13)

8月始めに東京ビッグサイトで開催されたメイカーフェア東京に行ってきました。
以前より会場は広くなった気がするけど、人も増えてましたね。

というわけで、見てきた展示のいくつかを紹介します。
なお、説明は私が話を聞いて理解したつもりの内容なので、間違ってるかもしれません。
また、分かる限り出展者様情報も載せましたが、分からないところもあります。
その点ご了承下さいませ。

機械式時計の精度アップ


機械式の振り子時計の精度を上げる装置。
下部に設置した電磁石で振り子の周期をコントロールして時刻を調整してます。
時計自体には手を入れてないらしくて、動力はゼンマイのまま。

なので、家に振り子時計があるなら、下に置くだけで使える・・・のかな?

木楽らぼ様
(http://kirakulabo.blogspot.com/

タヌキが化けるお社


頭に紙を切り抜いて作った葉っぱを貼り付けてお賽銭を入れると、ピョンと跳ね上がってたぬきが化けます。
文章だとよく分からないと思いますが(動画を撮っておけば良かった)

貼り付けた葉っぱを画像認識して何に化けるかを判断していて、その形も機械学習していくので、ある程度適当に切り抜いてたものでも大丈夫なんだそうな。
お社の造形の完成度が高いのもポイント。

ワントゥーテンドライブ様
(http://www.1-10.com/drive/)

原寸大IV号戦車


大迫力のIV号戦車。
軽自動車のエンジンで実際に走る事ができるみたいですが、さすがに会場では動いてない。

IV号戦車と言えば例のアニメが思い浮かびますけど、そのネタもやっぱりありました。

わくわくメイカー様
(https://twitter.com/wkwk_maker)

4bit CPU TD4


今年も「CPUの創りかた」の4ビットCPUを作成されている方が。
赤い基板と、ROM(と言ってもディップスイッチですが)部分がカートリッジ式になっていて取りかえ可能なのがいいですね。

配線の多さで実作は諦めたモノとしては、この基板は欲しいなぁ。

TOMOMI RESEARCH様
(http://www.tomomi-research.com/)

サバゲでドミネーション


コンピュータゲームのFPSでよくあるドミネーションをサバイバルゲームで行うためのデバイス。
(ドミネーション=要するに陣取りゲーム)
プレイヤーは電子タグを持って陣地を占領しに行って、写真にある子機が無線で電子タグを検出して、どのチームが陣地を制圧してるかを判定する。
で、そのデータを親機に送ることで全体状況をリアルタイムに可視化できるようにしてるんだそうな。

子機には制圧メーター(?)がついていて、FPSと同じようにグラフが変わっていくので緊張感ありそうですね。

tande lab.様
(http://tande.jp/lab/)

ビール適温化装置


ビールをヒートシンクなどで冷えやすくして、更に適温になったらスマホに通知してくれる装置。
冷やす機能は無いので、冷やす時は装置ごと冷蔵庫に入れるんだそうな。
(逆に冷えすぎから適温にすることもできる)

ビールが冷えてなくて冷凍庫に放りこんだはいいけど、そのまま凍ってしまう悲劇を防げる素晴らしい装置ですねえ。

STEA project様
(https://twitter.com/baikeido)

畳ギター

畳で表装されたギター他の楽器たち。
ギターの表装を畳にするメリットはあるのか聞いてみたら、特に無いというか逆に音がこもるデメリットがあるそうな(笑)

あくまで畳をピーアールすることが目的なので、その辺はあまり問題にしないという割りきりの良さ。
確かにインパクトはでかい。

これらの楽器を使ったコンサートなども行ってるそうです。

どうでもいいですけど、出展者名はYAMAHAの元の名前のもじり?

日本畳楽器製造様
(http://www11.plala.or.jp/nishiwakitatami/nihontatamigakkiseizou.html)

卓上アーケード風ゲーム機


NEOGEO mini のような小型の卓上アーケード筐体。
ドリームキャスト対応ということで、背中にドリキャスがそのまま収納されております。

そして、なぜかスティックなのにセガラリー。

ちなみにセガの人も見に来てくれたそうで、半公認?(笑)

mono2qryの部屋様
(https://ameblo.jp/mono2qry)

PC-8001 Bluttooth キーボード


PC-8001の実機を使ったBluetoothの無線キーボード。
マザーが死んでたPC-8001のキーボード部分だけ利用して作成したそうです。

PC-8001でiPadを操作しているような錯覚が味わえます。
そして、意外と打ちやすい。

ニキシー管風時計


アクリル板で作ったニキシー管風の時計。
0~9までの数字を彫ったアクリル板を重ねて、表示する部分にだけ上下からLEDを当てて数字を表すという仕掛け。

輝度が足りないという事でしたが、暗いところで見るとなかなか綺麗でかっこいい。

自作キーボード


今回のメイカーフェアでは自作キーボードがたくさんありました。
左右分離式やらカラフルなものとか。
キースイッチもいろいろあるようで、本当に種類が多い。

マス目上にキーが並んだものが多いのが気になりましたが、馴れるものなんでしょうかね?

 

他もいろいろ見て回りましたが、とても全部は紹介しきれないのでこの辺で。

しかし、一通りの展示は見たつもりでいたんですが、後からSNSとか読んでると見覚えのないものがちらほら。
そんなのどこにあったんだ・・・。

来年はもっとじっくり見て回ろうと思った次第です。

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